35cmの音
彩美は幼馴染みみたいなもので

「...こんなこと、レオのこと
好きじゃなければしないから!」

小さい頃からずっと一緒だった。

「うん、ありがとう。」

いつも偉そうで

「...レオってほんとズルい。」

だけど俺の側をうろうろついてきて

「ごめん、」

いつも追いかけてきては転んで

「また連絡する」

おてんばな子供だった。

「分かった。」

のに、

成長してもっと生意気に。笑
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