35cmの音
「おいおい今から?!大丈夫か?」

私はあの日、

ただ黙って聞いてるだけだった。

言い返すこともせず、
傷つくことから逃げていた。

「はい!大丈夫です!」

でも、もう逃げたくない。

今すぐ自分の気持ちを
アミさんに伝えたくなった。

2人が背中を押してくれたから
伝えなくちゃって思えた。

私は店長の目をじっと見つめた

「分かった。水には気を付けろよ!笑」

水なんて何度だって浴びてやる
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