35cmの音
「あの子は何貰っても嬉しいのよ!
値段なんか気にする子じゃないから
プルタブでも喜んだわよきっと!」

マキさんも会話に入る

「はは!確かにそうですね」

俺も、サナのそんな所が好きだった。

「それはそうと...お前はもう、
サナのこと吹っ切れたんだな。」

吹っ切れるまで会うのはやめてたけど

「そうですね...ようやく。」

会えばやっぱり少しだけ、

「良かったな!」

少しだけ...
< 813 / 938 >

この作品をシェア

pagetop