35cmの音
「うん、槙矢修司」
もしかして、
それって...
「貴方は、マキ、さんの...」
涙が溢れる。
「うん、そうだよ。“マキさん”の弟。」
マキさんは槙矢悦子さん。
独身の頃からマキって呼ばれてたから
今も“マキさん”って呼ばれていた。
「それともうひとつ。僕は君の後見人だよ。
おばぁちゃんに、もしものことが
あった時はって頼まれてたんだ。」
じゃあ、
マキさんも店長も、
知ってたの?
だから私の事を...?
もしかして、
それって...
「貴方は、マキ、さんの...」
涙が溢れる。
「うん、そうだよ。“マキさん”の弟。」
マキさんは槙矢悦子さん。
独身の頃からマキって呼ばれてたから
今も“マキさん”って呼ばれていた。
「それともうひとつ。僕は君の後見人だよ。
おばぁちゃんに、もしものことが
あった時はって頼まれてたんだ。」
じゃあ、
マキさんも店長も、
知ってたの?
だから私の事を...?