35cmの音
「話題になるからとかではなく、
僕が君の曲を作りたいと思ったんだ。」

嬉しくて私は舞い上がりそうだった。

「私の為にですか?」

「うん。君の曲を...皆に届けたくて」

私みたいな人間をこんなに
大切に想ってくれているなんて...

「本当に嬉しいです。幸せです」

私に優しく笑いかける。

「君にピッタリな曲作るからね」

LEOさんはやっぱり良い人で、

「...LEOさん。私、LEOさんが大好きです」

そして毎日ひたすら想い続けた

「...え?」

私にとってはとても大切な存在。

「想ってる人がいてもいいので、
私を彼女に...して欲しいです。」

そんな憧れの人を自分のモノにしたかった。
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