35cmの音
立ち去ろうとした時、
「片想いの彼女って貴女ですよね!」
マイカちゃんが叫んだ。
足を止め
「...違います」
そう答えた。
もう、今は解らない。
「だって、でも...」
玲音が何を考え、何を想っているのか。
だけど、
「私の片想いの彼は玲音です。」
その自分自身の想いは知っている。
「...良かった、そっか、、良かった。」
良かったって?
なんでマイカちゃんがそんな事言うの?
どうして喜んで、、、
やっぱり私はどこまでもお人好しで
「泣かないでマイカちゃん。」
誰のこともほっとけない。
「PSって曲は、貴女への想いなんです。」
マイカちゃんのデビュー曲
「...私に?」
どうして私に?
「LEOさんのノートを見たんです。」
「えっ?」
「いつも大事そうに書いている日記を、
か、勝手に読みました!それで...あ、でも、
見ちゃった事はもうバレたんですけど、」
一年に一度贈り合っていた“日記”
玲音はもう書かないって...
「どう言う事?」
マイカちゃんが話し始めた。
「片想いの彼女って貴女ですよね!」
マイカちゃんが叫んだ。
足を止め
「...違います」
そう答えた。
もう、今は解らない。
「だって、でも...」
玲音が何を考え、何を想っているのか。
だけど、
「私の片想いの彼は玲音です。」
その自分自身の想いは知っている。
「...良かった、そっか、、良かった。」
良かったって?
なんでマイカちゃんがそんな事言うの?
どうして喜んで、、、
やっぱり私はどこまでもお人好しで
「泣かないでマイカちゃん。」
誰のこともほっとけない。
「PSって曲は、貴女への想いなんです。」
マイカちゃんのデビュー曲
「...私に?」
どうして私に?
「LEOさんのノートを見たんです。」
「えっ?」
「いつも大事そうに書いている日記を、
か、勝手に読みました!それで...あ、でも、
見ちゃった事はもうバレたんですけど、」
一年に一度贈り合っていた“日記”
玲音はもう書かないって...
「どう言う事?」
マイカちゃんが話し始めた。