35cmの音
“35cmの音も、1000km離れた音も”

「俺、何回読んでも号泣だわ。
全世界が泣いたって帯マジだわ!」

“俺は君のどんな音も愛しくて”

「えー?帯までとってあるし!!
おとんマジきっもー!!!!笑
どんだけ好きなのよ?!あははは」

“そしてそれは、幸せそのものだった”

「うっせぇサナ!シッシ!
はよ大学行け!遅刻すんぞ」

“俺の夢は、君の音を聞く事だった。”

「はーい!おかんいってきまーす。」

“だから、この本の結末は...”

「ん!気を付けてねサナ」

「おとんは無視か!」


私は、ずっとここで待ってるからね。玲音
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