キャンディータフト
人見知り代表と言えるわたしは、初対面のかつイケメンの大学生と話せることはなく、ずっと黙っていた。
一方羅夢は、刻々と自己紹介をして同じ特技であるバスケの話で盛り上がっていた。
それに気づいたのか。中宮先生は、
「あなたの名前も知りたいな」
微笑みながら言ってきた。わたしの口が開くのには時間がかかったが、頑張って
「黒沼 ななです。」
と微かな、聞こえるか聞こえないくらいの声しか出せなかったが、頑張って言った、
「ななちゃんと、羅夢ちゃん。僕も今日が初めてなんだ、だから2人が最初の生徒なんだ。」
と、笑顔で話していた。
先生にとって初めての生徒が、私たち2人なんて運が悪いなとも思ったが、嬉しかった。何故だかわたしも羅夢も中宮先生も笑っていた。
一方羅夢は、刻々と自己紹介をして同じ特技であるバスケの話で盛り上がっていた。
それに気づいたのか。中宮先生は、
「あなたの名前も知りたいな」
微笑みながら言ってきた。わたしの口が開くのには時間がかかったが、頑張って
「黒沼 ななです。」
と微かな、聞こえるか聞こえないくらいの声しか出せなかったが、頑張って言った、
「ななちゃんと、羅夢ちゃん。僕も今日が初めてなんだ、だから2人が最初の生徒なんだ。」
と、笑顔で話していた。
先生にとって初めての生徒が、私たち2人なんて運が悪いなとも思ったが、嬉しかった。何故だかわたしも羅夢も中宮先生も笑っていた。