スター 〜芸人の人生〜


「吉田さんが覆いかぶさってきて…私の唇を…




でも、ついさっき知り合った人とそんな事したくもないので、拒否しました。




私が拒否してるのに何度もキスをしようとしてきたので、気付けば私は吉田さんの頬を叩いていました。




怖くなって早く帰りたくて…。

でも帰してくれなさそうだったので、『お風呂に入ってないから又今度会った時にでも』って嘘を付いて、疑われない様に、携帯番号を聞いてすぐに帰りました。

もしあの時、あのままだったら…。

考えただけでもおぞましいです…」





A子さんはそう言うと、涙が一粒ポロリと零れ落ちた。





そしてこのA子さん、なんと、15歳の中学3年生だとか。




少女の心には、底知れぬ、深い傷を負っただろう。





そして、少女の傷を少しでも癒してあげたい一心で、本誌はキリマイが所属している事務所へと直撃した。


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