ヤンデレな子犬系狼様の愛は重すぎる。

「ご主人様の言うことはぜぇーったい」

 ハートマークをつけるようにそう言った尊和くん。

「ううっ……はい……」

「ふふっ、いい子。どうぞ」

 わ、わぁ……。

 すごく高級そうな黒い車……。


「ふふっ、膝座る?」

「ええっ……!?」

「ほぉら、おいで」

 尊和くんに引かれて、ポスッと尊和くんのお膝に座ってしまった。

「ふふっ、可愛い。閉じ込めたいなぁ」

「ええっ……!?」

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