ヤンデレな子犬系狼様の愛は重すぎる。
とうとう、幻聴まで聞こえてくるようになったのか……!?
「明様……!これ、理科のノートと教科書と学習ノートですっ……!」
「えっ……?」
「お、お待ちいたしました……!」
「あ、え、あ、ありがとう……」
ひ、日和が持ってきてくれたのか……?
やばい……嬉しい……。
「で、でも、学校は……?」
「なんか、ちょっと学校で、古くなった部分があるらしく、軽く建て替える為に、一週間ほど、自主勉強になりました!でもそのあとテストをやり、点数が悪かったら、ヤバイってだけですっ……!私は、もう大体尊和くんに教えてもらったので、大丈夫って訳ですっ!」
「そ、そっか……」
「ねぇねぇ日和」
「あ、舞様ふふっ、お隣のお席なんですね、可愛い。どうしたんですか?」
「日和は、今日は僕達のお世話係。だから、僕と明のことを見ててね」
「ええっ……!?じゅ、授業参観じゃないですかっ……!?」
「うん、まぁ権力でどうにかするからさ?ね?命令」
「ええっ……!?」
「ねぇ?ご主人様の言うことはぜぇーったいって尊和にぃにも言われたでしょ?」
「な、なぜそれをっ……!」
「そんなこといいから、決定ね」
「ええっ……!?」
ひ、日和がいてくれる……?
す、すごく嬉しい。
こればかりは、舞に感謝しなければ……。
「舞、ありがとう」
「いいんだよ、兄ちゃんに任せな」
「数秒の差なのに」
「いいのそういうのは」
一応……にいちゃんだもんな、舞は……。
「ふふっ、仲良しですね」
なにを喋っているのかわからない日和は、愛らしく見えたのか、可愛く小さく微笑んでいる。
*
そのあと、先生とかに許可をもらって、日和がいていいようにした。
中休みになり、日和の元に行こうとすると……。
「メイド服着てる!可愛い!」
「あ、ありがとうっ……」
「ねぇねぇ!メイドって、楽しい?」
「え、えっと……う、うん!」
「誰のメイドなの?」
「と、尊和くんじゃなくて、尊和様のメイドだよっ……!」
「尊和様はイケメン?」
「う、うん!可愛くて、ものすごくカッコいい!!」
めちゃくちゃ色々聞かれてる……。
「明くんと舞くんのメイドじゃないんですか?」
……。
「え、えっと、きょ、今日だけは明様と舞様のメイドだよっ……!!」
「ひーよ。」
「っ!と、尊和く!?」
「な、なんで尊和にぃが……」
「わぁー!日和ったら女の子にも男の子にもモテモテだね」
「ええっ……!?」
「君達、みんなさぁ。これ、僕の可愛い可愛い可愛すぎる天使なメイドだから、あんまり困らせないでね。で、帰るよ日和」
「あ、あのっ、で、でも、この間奥様とも、一日どこかで2人のメイドをして欲しいと言われててっ……」
「そんなの母さんが出した許可でしょ?僕が許可してないよ。ご主人様としても、彼氏としてもね」
「ええっ……!?」
「キャー!!」
女子達の黄色い声で教室内が一瞬埋まった気がした。
「明様……!これ、理科のノートと教科書と学習ノートですっ……!」
「えっ……?」
「お、お待ちいたしました……!」
「あ、え、あ、ありがとう……」
ひ、日和が持ってきてくれたのか……?
やばい……嬉しい……。
「で、でも、学校は……?」
「なんか、ちょっと学校で、古くなった部分があるらしく、軽く建て替える為に、一週間ほど、自主勉強になりました!でもそのあとテストをやり、点数が悪かったら、ヤバイってだけですっ……!私は、もう大体尊和くんに教えてもらったので、大丈夫って訳ですっ!」
「そ、そっか……」
「ねぇねぇ日和」
「あ、舞様ふふっ、お隣のお席なんですね、可愛い。どうしたんですか?」
「日和は、今日は僕達のお世話係。だから、僕と明のことを見ててね」
「ええっ……!?じゅ、授業参観じゃないですかっ……!?」
「うん、まぁ権力でどうにかするからさ?ね?命令」
「ええっ……!?」
「ねぇ?ご主人様の言うことはぜぇーったいって尊和にぃにも言われたでしょ?」
「な、なぜそれをっ……!」
「そんなこといいから、決定ね」
「ええっ……!?」
ひ、日和がいてくれる……?
す、すごく嬉しい。
こればかりは、舞に感謝しなければ……。
「舞、ありがとう」
「いいんだよ、兄ちゃんに任せな」
「数秒の差なのに」
「いいのそういうのは」
一応……にいちゃんだもんな、舞は……。
「ふふっ、仲良しですね」
なにを喋っているのかわからない日和は、愛らしく見えたのか、可愛く小さく微笑んでいる。
*
そのあと、先生とかに許可をもらって、日和がいていいようにした。
中休みになり、日和の元に行こうとすると……。
「メイド服着てる!可愛い!」
「あ、ありがとうっ……」
「ねぇねぇ!メイドって、楽しい?」
「え、えっと……う、うん!」
「誰のメイドなの?」
「と、尊和くんじゃなくて、尊和様のメイドだよっ……!」
「尊和様はイケメン?」
「う、うん!可愛くて、ものすごくカッコいい!!」
めちゃくちゃ色々聞かれてる……。
「明くんと舞くんのメイドじゃないんですか?」
……。
「え、えっと、きょ、今日だけは明様と舞様のメイドだよっ……!!」
「ひーよ。」
「っ!と、尊和く!?」
「な、なんで尊和にぃが……」
「わぁー!日和ったら女の子にも男の子にもモテモテだね」
「ええっ……!?」
「君達、みんなさぁ。これ、僕の可愛い可愛い可愛すぎる天使なメイドだから、あんまり困らせないでね。で、帰るよ日和」
「あ、あのっ、で、でも、この間奥様とも、一日どこかで2人のメイドをして欲しいと言われててっ……」
「そんなの母さんが出した許可でしょ?僕が許可してないよ。ご主人様としても、彼氏としてもね」
「ええっ……!?」
「キャー!!」
女子達の黄色い声で教室内が一瞬埋まった気がした。