愛して先輩っ! XXX
「ゆうき、せんぱい……」
頬に触れている手から、熱が伝わる。
祐樹先輩の体温。
見つめ合う祐樹先輩と私。
「顔、赤いな」
「だ、だれのせいだと思っているんですか……」
言葉を詰まらせながら言うと、祐樹先輩はふっと笑って。
「俺でも人の心は動かせるんだな」
なんて、言うから。
私は目をそらすことが出来ないじゃないか。
顔に熱が集まっているのがいやでも分かる。
恥ずかしい。
祐樹先輩が私に触れていることが恥ずかしいのか。
それとも、この2人きりの空間がくすぐったいのか。
分からなくなってきた。
目に涙が浮かんでくる。
泣きたいわけじゃない。
ただ、どうしていいのか分からなくて、涙がにじんでくる。
その涙を拭うことも出来ずに、固まっている私。
「泣くのか?」
意地悪く笑う祐樹先輩。
私が泣きそうなこと、分かっているんだ……。
それこそ恥ずかしい。
祐樹先輩に見つめられて、涙があふれました。
なんて、冗談にもならない。
頬に触れている手から、熱が伝わる。
祐樹先輩の体温。
見つめ合う祐樹先輩と私。
「顔、赤いな」
「だ、だれのせいだと思っているんですか……」
言葉を詰まらせながら言うと、祐樹先輩はふっと笑って。
「俺でも人の心は動かせるんだな」
なんて、言うから。
私は目をそらすことが出来ないじゃないか。
顔に熱が集まっているのがいやでも分かる。
恥ずかしい。
祐樹先輩が私に触れていることが恥ずかしいのか。
それとも、この2人きりの空間がくすぐったいのか。
分からなくなってきた。
目に涙が浮かんでくる。
泣きたいわけじゃない。
ただ、どうしていいのか分からなくて、涙がにじんでくる。
その涙を拭うことも出来ずに、固まっている私。
「泣くのか?」
意地悪く笑う祐樹先輩。
私が泣きそうなこと、分かっているんだ……。
それこそ恥ずかしい。
祐樹先輩に見つめられて、涙があふれました。
なんて、冗談にもならない。