【完結】悪魔な御曹司に心も身体も溶かされました。

「莉沙、今日からお前は俺の妻だ。……ようやくお前を、俺のものに出来た。この日が来ることを、俺はずっと待ち望んでいた」

　あの時、初めて彼に抱かれたあの日、彼はわたした言った。わたしを俺のものにすると。

　その言葉通り、わたしは彼のものなった。彼の妻として。

「……これからも、妻としてよろしくお願いします。光星さん」

　わたしはこれからずっと、彼の妻として、一生を捧げていく。　彼に一生愛されていく、妻として。

「莉沙、俺はずっとお前のことを愛していく自信がある。……なぜなら俺は、君を愛しているからだ」

「光星さん……」

　その言葉はとても嬉しくて、とても刺激的で、心がくすぐられる。

「だからな？莉沙、お前も一生俺に愛されてくれ。……死ぬまでずっと」

　光星さんが言ってくれたその言葉に、わたしはこう返した。

「……はい、もちろんです。言われなくてもそのつもりです。　死ぬまで一生、わたしのこと愛してもらいますよ？」

　その覚悟を持って、わたしはあなたの妻になったんだから。