【完結】悪魔な御曹司に心も身体も溶かされました。



 それから5年という月日が流れた。その5年間の間で、わたしたちの間には可愛い子供がふたりも生まれた。

 しかも生まれたのは双子ちゃんで、どっちも女の子。名前は咲(さき)と雪(ゆき)。生まれたのは偶然にも、わたしたちの結婚記念日の日だった。今はふたりとも3歳になった。

「「ママ〜!! パパ〜!!」」

「おいで、ふたりとも!」

「咲、雪、お前たちはいい子だな。 パパは嬉しいぞ?お前たちがこんなにも可愛く成長してくれて」

 と、光星さんは咲と雪に向かってそう言っていた。

「パパ、さきはパパのことだぁーいすきだよ!」

「パパ、ゆきもパパのことだぁーいすきだよ!」

「パパもふたりのこと大好きだぞー!!」

 とふたりの子供を面倒見てくれる光星さんは、本当に良き父親であり、良き旦那である。

 そしてわたしのお腹の中には、3人目がいる。もうすぐ生まれてくるのを、咲も雪も楽しみにしているようで、いつも赤ちゃんに話し掛けているのだ。 そんな子供たちの成長を感じながら、わたしたちはこれからも明るく楽しく、生きていく。


【番外編完結】
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