【完結】悪魔な御曹司に心も身体も溶かされました。



「遠藤さん、彼氏とうまくいってるみたいだね?」

「……はい。おかげ様で」 

「良かった良かった。 思いっきり幸せになりなさないよ?彼氏と」

「はい。 ありがとうございます」

 それからも、仕事に恋愛にと平穏な日々は続いた。デートを積み重ねて、最近では光星さんの家に遊びに行ったりもした。  

 光星さんの家は一人で住むにはもったいないくらいの広さの家で、ベッドも一人で寝るには広すぎなくらいだった。しかも夜景がキレイに見える部屋で。……まるで、スイートルームのホテルのような部屋だった。 ホームシアターが付いていて、好きな時にいつでも映画が見れるのだ。すごすぎて一瞬、フリーズしたのを今でも覚えている。

 だけど、幸せな日々は続いた。光星さんの手料理まで食べさせてもらった。光星さんはすごく料理が上手で、プロなのでは?と思うくらい手際が良くて、すごく美味しかった。料理してる姿も本当にカッコよくて……。

 そんな日々が続いたある日のこと。
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