風になびく君の髪




俺は荷物を持ってひまわりの家を出ようとする


その玄関でのこと



「今日両親居ないんだろ?
うちで泊まってくか?」


と俺は聞く


「別にいいよそんなことまでしなくても
1人で居るのも慣れちゃったし」


「そうか?」


「うん、ありがとね!」


「はいよーじゃあまた明日な」


「おやすみー」


ひまわりの家を出た






ひまわり
「…………泊まりなんてしたら……
……おかしくなっちゃうよ……」





< 104 / 589 >

この作品をシェア

pagetop