風になびく君の髪






次の日


ひまわりと北谷は放課後に追試を受けていた


俺ら4人も終わるまで待つ


しずく
「いやーこっちが緊張するなー」



「まあねー林間学校はみんなで行きたいしね」


遥香
「頑張って2人とも」


そして1時間半くらいすると


2人は戻ってきた


風馬
「どうだった?」


俺は恐る恐る聞く


ひまわり
「あ、あ、あ、」


しずく
「え?」


北谷
「………」



「どうしたの?」


ひまわり
「追試………
受かったー!!!」


風馬
「おーー!!!」


な、なんだよ驚かせやがって!!


なんの間だったんだ!!


ひまわり
「やったー!!」


遥香
「これでみんなで林間学校行けるんだね!」



「めでたしめでたし」


ギリギリではあったけどなんとか林間学校にはいけるんだな


ひまわり
「ふーま!」


風馬
「ん?」


ひまわり
「ありがと!」


風馬
「おう」


ひまわりが居なきゃ恐らくこのグループの中に俺は居なかっただろう


だからこそひまわりには感謝してるし林間学校も一緒に行きたかったんだ



ただそれだけだけど


このまま放っておけないのがひまわりなんだろうな




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