風になびく君の髪
ひまわり
「カラオケ大会しましょー!」
とひまわりがマイクを持って曲を入れる
ひ、ひまわり?お前まさか歌うのか?
風馬
「ひまわり!?やめとけ!?」
ひまわり
「えー?なんでー?」
雛
「お!まさかひまわり歌うの!?
初めて聞くなー」
しずく
「いつも元気そうな声してるから歌も美味そうだよね!」
ひまわり
「じゃあ歌います!」
ま、まじか!!
曲が流れる
北谷
「………」ワクワク
そしてひまわりが歌い出す
【ボエーーーー!!!】
雛
「!!!???」
しずく
「えー!!?」
みんなが耳を塞ぎ出した
ひまわりの声から奏でる不協和音のせいか
心無しかバスの窓がぐらぐら揺れてる気がした
だ、だからやめろって言っただろ!
風馬
「中止!中止でお願いします!!」
俺はすぐに曲を止めた
雛
「な、ナイス…」
しずく
「気失うかと思った……」
ひまわりは歌が下手すぎるんだ!
カラオケに行ったこともあるけど
とてもじゃないけど耐えきれなかった
しかもその日1日寝れず、寝たと思ったら寝汗がびっしょりになっててうなされてたくらいだ