風になびく君の髪
だいぶ落ち着いてバーベキューも終わりに近づく
ひまわり
「あー明日で林間学校も終わりかー」
雛
「早いよねー楽しかったなー」
しずく
「雛が感心に浸るなんて珍しいね」
雛
「んまーねー
濃い3日間というかなんというかね」
湯山はひまわりを見て言う
そのひまわりもニコッと笑った
なんかあったのかな?
別に気にはしないけど
遥香
「あ、そうだ!光井君と北谷君
私たちの部屋に来ない?」
風馬
「え!?」
水瀬がとんでもないことを言った
なななななな何言ってんだ!?
俺らが女子部屋!?
雛
「遥香ったらいつからそんな大胆になったの?」
遥香
「違う違う!ほらみんなでお泊まりするの楽しいからさ!
バーベキュー終わったらしばらく時間も空くじゃん!?
いいよね?北谷君?」
水瀬が動揺しながらも北谷に聞いた
北谷
「そ、そうだね!じゃあそうするよ!」
北谷も賛成した
なぜお前らの間でそうなるんだ!?
少し不安だけど女子部屋って大丈夫か?
ひまわり
「わーい楽しそー!」
雛
「まあいっか」
しずく
「だーめ!」
不安になる俺を庇うかのように手島が4人に言う
ひまわり
「えーなんでよー」
しずく
「林間学校のしおりに書いてあるでしょ?
他の部屋に言っちゃだめって」
雛
「とか言ってーしずくも朝男子部屋に入った後に顔真っ赤にして帰ってきたじゃんかー」
しずく
「……だめったらだめ!」
ひまわり
「じゃあ私たちがふーま達の部屋に行けばいっか」
雛
「そうだね、しずくは残ってたい派だしね」
遥香
「しずくさんごめんなさい、私たちルール破るね」
しずく
「………」
手島は顔を真っ赤に染めた
しずく
「置いていくのは無しにしよーよー!!」
結局女子部屋に行くことになった