風になびく君の髪
雛
「ま、お化け屋敷でも普通に楽しそうだけどね」
ひまわり
「でしょ?驚かすの楽しそうだよね!」
しずく
「でもただ驚かすだけじゃなんかつまらなくない?」
ひまわり
「え?そう?」
遥香
「んーー確かに、何かストーリー性があった方が面白いかもね」
確かにお化け屋敷ってかなり手の込んだ仕掛けとか作らないとダメだからなー
なんかあるかな?
雛
「そしたらさ、大体来る人って何人かで来るわけだから
なんか合言葉みたいなのを唱えると扉が開くっていうのにしない?」
ひまわり
「えー!それいいかも!」
しずく
「確かに!教室の両方の扉に1人ずつ入ってもらって
片方の物語と片方の物語を別にしたり?」
雛
「えー!!めっちゃいいじゃん!
なんかわかりやすい合言葉とかをわかるように調べさせて
扉の奥にもう1人居るって確認して合言葉を言ってもらうんだけど
結局扉が開いたらおばけだったっていうは!?」
ひまわり
「めっちゃいい!!
どんどん案が出てくるね!」
こ、こいつらガチだ!!
なんだか楽しくなってきたぞ!?