風になびく君の髪
俺と北谷以外の連携でここまでいい物語になった
ひまわり
「なので、案内役2人と机を動かす役6人と
最後のおばけ役2人必要だから誰かやってくれる人ー!」
適当に手を上げてくれる人もいる
ひまわり
「んーーおばけ役誰も居ないかなー?」
友田
「と、戸塚!俺だ!俺とおばけ役やってくれ!」
ひまわり
「友田くんは案内役って奥村先生が言ってたよ?」
友田
「なんで勝手に決めてんだぁぁー〜!!」
奥村
「………」ギロッ
友田
「すみませんでした」
ひまわり
「じゃあ私がおばけ役やるよー
あともう1人男子手上げてー」
ひまわりがそう言うが
あまり乗り気ではない男子は手を上げない
北谷は受付をする事になってるから手を上げられない
そうだよな
こんなにも一生懸命になってるひまわりを1人で頑張らせてはいけない
昔からあいつは何かをやり遂げることに対しては本当に頑張りすぎるところがあるんだ
「俺がやるよ」
俺は手を上げる
「えーー!ふーま本当にいいの!?」
「おう」
ひまわりは生き生きとした満面の笑みで手を叩く
「おばけ役決定〜〜!!」
こうしてまた文化祭の準備が着々と進んでいく