風になびく君の髪
次の日
俺はいつも通りひまわりと一緒に学校に行く
ひまわり
「今日も文化祭の準備楽しみだなー!」
風馬
「全部楽しいんだなお前」
結局昨日は6人で作業してたからなー
まあでも6人でも捗るには捗るんだけどな
やっぱりクラス全員でやることに意味がある思う
なんて考えてると
女子生徒
「ひまちゃん」
ひまわり
「んー?」
昨日の女子生徒が居た
あまり明るく喋るタイプじゃない子だけど
不思議とその子は嬉しそうな笑みを浮かべて
女子生徒
「私…今日、文化祭の準備手伝うね!」
そう言った
ひまわり
「おおおおーー!!よろしくー!!」
ひまわりは感極まってかその女子生徒に抱きつく
2人とも嬉しそうだった
そして放課後
男子生徒
「俺も今日残るよ!」
女子生徒
「私も!」
ひまわり
「……みんな」
ひまわりの思いが届いたのか
クラス全員残るようになった
しずく
「……よかったね、ひまちゃん」
ひまわり
「うん!」
こうして着々と文化祭の準備は進んでいき