風になびく君の髪






多分ひまわりは俺よりも少し早く学校に行ってるはず


何かある時は必ず先に学校に行ってるからだ


そこで俺は駅で待ち伏せをしようと思う


先に家を出て駅に行く


なかなかストーカーに近いけどこうでもしないとひまわりと話せないんだ


駅のホームでひまわりを待ってると


お!居た!


俺はひまわりを追いかける


がしかし


「ぶっ!!!」


電車がすぐに来て俺は吸い込まれるようにひまわりとは違う車両に押されてしまう


ぐぬぬぬ!満員すぎて動けねぇ


しばらく満員電車に潰されて


学校の最寄りの駅で降りる


よし!ひまわりの姿は!?


い、いたー!!


俺はひまわりを追いかける


「ひまわりー!!!」


俺は名前を呼んで走る


「………??
………っ!!」


「え!?なんでぇー!!」


ひまわりは走って逃げる



ひまわりは足が早いためなかなか追いつけない



「ひまわりー!俺だよ俺!」


と叫ぶと


「ふ、ふーま!?」


ひまわりは止まってくれる



「はぁ…はぁ…ひまわり………」


「ど、どうしたの?」


「はぁ…はぁ…
朝マックしようぜ」


「………え?」





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