風になびく君の髪





しばらくするとチャイムが鳴る


俺は後ろの席の水瀬さんに気づいていたけど少し緊張して結局こいつらと一緒に居てしまった


そして俺は自分の席に着く


ど、どうやって声を掛ければいいんだ……


と、戸惑いながら座る


すると


【トントンっ】


後ろから背中をトントンと軽く叩かれる


ま、まさか


振り返ると


「おはよー」


【キューーーーン!!!】


か、かわいい!!朝からなんてかわいさだ!!


俺は緊張しまくりだったがかろうじて



「お、おはよー」


目も合わせられないくらい緊張した!!


たったこれだけの会話でこんなにも体力を使うとは!!


ひまわり
「…………」チラッ




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