風になびく君の髪





私はまた泣き崩れる


ありがとうふーま


私もずっと昔からそう思ってたよ


だってふーまが昔そう言ってくれたから


私は財布を取り出して


ふーまが幼稚園の頃私に書いてくれた手紙を取り出す


その手紙にはこう書かれている







『ひまちゃんへ
ぼくはひまちゃんじゃないひととなかよくできません
ぼくはひまちゃんがいないとたのしくない
だからひまちゃんもぼくとずっといっしょにいてほしい』







さっきの手紙とほぼ同じ内容の手紙だった



ふーまは昔から変わらないでいてくれた


少し遠回りしちゃったけど


ふーまの言葉でまた私は幸せになれた



本当にありがとうふーま




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