風になびく君の髪







猫カフェに入ると


ひまわり
「!!にゃーん!」


ひまわりが俺らの元に来る




「お、おお、ひまわり、あんたすごい格好してるね」


ひまわり
「にゃーん!かわいい?」



「う、うん、可愛い」


湯山もひまわりの格好に何かを感じてるみたいだ


わかるぞ、わかるぞー!


席に座ると


しずく
「おはよー」


何の格好もしてない制服姿の手島が居た


かろうじて猫耳は付けている



「あ、しずくはあの格好しないの?」


しずく
「しないよ、この猫耳でさえ恥ずかしいもん」



「み、見たかった…」


うん、わかるぞその気持ち!!


手島は俺らに注文を聞く


風馬
「じゃあ三角チョコニャン」



「あたしはココニャッツミルク」


しずく
「か、かしこまりにゃーん」



「ぶわはっはっはっは!!なんだそれー!!」


【ガツーン!!!】


手島は湯山の頭を思い切りげんこつした


しずく
「私だってやりたくないの!!
次笑ったら爪で顔えぐるわよ?」



「ね、猫に嫌がることしちゃだめなはずだよね?」


それはどんまいだ、湯山




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