風になびく君の髪
5章【追試と危機感の髪】





あれから2ヶ月が経とうとする


俺らは変わらずごく普通の生活をしていた


学校に行って授業を受けて終わったらみんなと遊んで帰る


普通の生活だけど普通に楽しいんだよな


後ろの席にいる水瀬とは何かあったらすぐに喋れるようになった


例えばSHRの時に今日の晩御飯何食べたいか聞いたりとか

あとは昨日何時に寝たかとか

妹とこんな話したとか


え?しょうもない会話ばっか?



ぶち殺すぞ


これでも必死なんだ






< 80 / 589 >

この作品をシェア

pagetop