最低で最高のホワイトデーを
「可愛い!……つけて?」
「いいよ」
涼ちゃんが私からネックレスを受け取り、背後に回る。そしてゆっくりとネックレスをつけてくれた。時々触れる指がくすぐったい。
ドキドキと胸が高鳴って、顔が火照っていくのがわかる。きっと鏡を見たら二人して顔を真っ赤にしてるんだろうな。
「よし、つけれた」
涼ちゃんがそう言い、涼ちゃんの手が離れようとする。それを素早く私は掴んだ。
「離れないで。しばらく抱き締めて?」
「……うん」
背後から優しく腕が回される。その腕をしっかりと抱き締め、私は呟く。
「来年、涼ちゃんに本命チョコ渡すね。約束」
「うん、楽しみにしてる」
チュッ、とリップ音が響く。頭にキスされたと理解してますます体が火照ってしまった。
顔が赤いのは夕焼けのせいにしておこう、そう思いながら私は夕焼けを見つめた。
「いいよ」
涼ちゃんが私からネックレスを受け取り、背後に回る。そしてゆっくりとネックレスをつけてくれた。時々触れる指がくすぐったい。
ドキドキと胸が高鳴って、顔が火照っていくのがわかる。きっと鏡を見たら二人して顔を真っ赤にしてるんだろうな。
「よし、つけれた」
涼ちゃんがそう言い、涼ちゃんの手が離れようとする。それを素早く私は掴んだ。
「離れないで。しばらく抱き締めて?」
「……うん」
背後から優しく腕が回される。その腕をしっかりと抱き締め、私は呟く。
「来年、涼ちゃんに本命チョコ渡すね。約束」
「うん、楽しみにしてる」
チュッ、とリップ音が響く。頭にキスされたと理解してますます体が火照ってしまった。
顔が赤いのは夕焼けのせいにしておこう、そう思いながら私は夕焼けを見つめた。