帝王と私
「だったら、殺してよ……」
「え?貴将さん?」
「もう限界だし……。
コントロールできなくなってるし」
「貴、将さん…?なんで、そんなこと言うの?」
貴将さんが、今にも泣きそうな顔をしていた。
そして今、ホテルに帰りソファーに並んで座っている。
「弥生から放れたら、俺を殺すんでしょ?だったら、殺して?」
「それって、私から放れようとしてるってこと?」
「そうだよ」
「どうして?絶対に放さないよって言ってたよね?」
「弥生、わかってる?
俺がいる世界」
「わかってるよ」
「わかってねぇよ!!俺はね、今までたくさんの人間を、傷つけ殺してきた人間だよ?俺の怒りを買ったら、もう“死”しかない。
前に弥生を傷つけようとしてた奴等いたよね?奴等ももう既に、この世にはいない」
「え…?私、何もされてない。ネックレスのおかげで、助けられたし、すぐ貴将さんが来てくれたから」
「そうだね……
あの程度で?って思ったでしょ?
それでもこの世にはいられない。
今考えても、まだ殺し足りない位だよ…。
弥生が俺の世界に落ちるとゆうことは、人殺しにも目を反らさずに、色んな罪を背負って生きていくってことだよ?
弥生には無理だよ?
俺だって、大切な弥生にこんな残酷な思いさせたくない。
大丈夫。これからも弥生の生活は支える。ずっとここに住んでくれて構わない。
俺が弥生の前から消えるから…!」
「そんなこと言われて、私が受け入れると思ってるの?」
「受け入れてよ!」
「できないよ!こんなに好きなのに……」
「好きってだけで、一緒にいられないよ…」
「貴将さんが、闇の世界の人って聞いたときから、覚悟はできてるよ!だから放れない!」
「え?貴将さん?」
「もう限界だし……。
コントロールできなくなってるし」
「貴、将さん…?なんで、そんなこと言うの?」
貴将さんが、今にも泣きそうな顔をしていた。
そして今、ホテルに帰りソファーに並んで座っている。
「弥生から放れたら、俺を殺すんでしょ?だったら、殺して?」
「それって、私から放れようとしてるってこと?」
「そうだよ」
「どうして?絶対に放さないよって言ってたよね?」
「弥生、わかってる?
俺がいる世界」
「わかってるよ」
「わかってねぇよ!!俺はね、今までたくさんの人間を、傷つけ殺してきた人間だよ?俺の怒りを買ったら、もう“死”しかない。
前に弥生を傷つけようとしてた奴等いたよね?奴等ももう既に、この世にはいない」
「え…?私、何もされてない。ネックレスのおかげで、助けられたし、すぐ貴将さんが来てくれたから」
「そうだね……
あの程度で?って思ったでしょ?
それでもこの世にはいられない。
今考えても、まだ殺し足りない位だよ…。
弥生が俺の世界に落ちるとゆうことは、人殺しにも目を反らさずに、色んな罪を背負って生きていくってことだよ?
弥生には無理だよ?
俺だって、大切な弥生にこんな残酷な思いさせたくない。
大丈夫。これからも弥生の生活は支える。ずっとここに住んでくれて構わない。
俺が弥生の前から消えるから…!」
「そんなこと言われて、私が受け入れると思ってるの?」
「受け入れてよ!」
「できないよ!こんなに好きなのに……」
「好きってだけで、一緒にいられないよ…」
「貴将さんが、闇の世界の人って聞いたときから、覚悟はできてるよ!だから放れない!」