帝王と私
「私…放れないよ?
何があっても……」
「あぁ、弥生の方が上手だったな………。
こんなことも初めてだよ…」
「フフ…帝王の彼女だから…!」
「だな(笑)
そこまでの覚悟見せられたら、俺も受け止めるしかない!」
そして、私のこめかみの手当てをしてくれた彼。
キスをした。
「ンン…」
「もう…迷わないよ!
俺も覚悟決めるよ…………」
きっとこれから、何度も残酷な現実を突きつけられるだろう。
彼は言う。
「世の中には、一体何人の行方不明者がいるか知ってる?
だから、全員行方不明にさせれば、捕まらないんだよ?」
あぁ、なんて残酷な人なのだろう。
こんなことけっして、ほめられたもんじゃない。
絶対に赦されない。
でも、もう放れられないところまできてしまった。
だから、私もこの残酷な罪を背負って彼と生きていく。
帝王と一緒に━━━━━━━━
終
何があっても……」
「あぁ、弥生の方が上手だったな………。
こんなことも初めてだよ…」
「フフ…帝王の彼女だから…!」
「だな(笑)
そこまでの覚悟見せられたら、俺も受け止めるしかない!」
そして、私のこめかみの手当てをしてくれた彼。
キスをした。
「ンン…」
「もう…迷わないよ!
俺も覚悟決めるよ…………」
きっとこれから、何度も残酷な現実を突きつけられるだろう。
彼は言う。
「世の中には、一体何人の行方不明者がいるか知ってる?
だから、全員行方不明にさせれば、捕まらないんだよ?」
あぁ、なんて残酷な人なのだろう。
こんなことけっして、ほめられたもんじゃない。
絶対に赦されない。
でも、もう放れられないところまできてしまった。
だから、私もこの残酷な罪を背負って彼と生きていく。
帝王と一緒に━━━━━━━━
終