靴下の中に君
するとそいつは…
ぴっちぴちの寝袋?で身を覆っていた。
「…それが何だって言うのよ!?もう気持ち悪い…!警察…!」
「待って!よく見てよ!これ君のじゃないか」
「はぁ!?」
そういえば、どこかで見たような柄…
「くーつーしーた!ゆうべ脱いだでしょ。そして枕元にかけてサンタさんにお願いしたでしょ。もう忘れちゃったの?」
…私はこいつの言ってることも、見ている状況も、わけがわからなかった。
「僕が君が望んだサンタさんからのプレゼントで~す!」
そいつはおちゃめにそう言った。
「警察……、電話!」
この状況はどう考えてもおかしい!
「ちょっと待って…あああっ…」
ーードタドタドタ…