サッカー部のイケメン二人の間で揺れて
「あのね、話ってね。今日、救護室でさ。何か見た?」
「そんなストレートに聞きます? 見ましたよ、バッチリ。優斗先輩とエッチしてた」
「・・・/// はぁ?」
「俺、見ちゃったもん」
「な、な、何言ってんの?」
私は真っ赤になって反論した。
「あれは、優斗くんが悪ふざけしたっていうか、私たちをハメたっていうか」
「ねえ、さっきから優斗先輩と二人で俺の事からかってない?」
「違うの! 誤解なの。あれは何もしてないの!」
「何もしてなくて、なんなの? 詩織からキスしてたよね?」
「あっ、詩織って呼んでくれた」
「いや、そこじゃなくてさ」