サッカー部のイケメン二人の間で揺れて
「優斗くんとたくさんお喋りしたい」
「うん」
「優斗くんにたくさん甘えたい」
「うん」
「優斗くんとケンカもときどき、したい」
「ケンカって・・・うん。小さいケンカなら、する」
「優斗くんの一歩後ろを歩くんじゃなくて、隣を歩きたい」
「うん」
「全部、してくれる?」
「うん。全部する。ごめんな、我慢させてばっかりだった」
「優斗くん、私のこと忘れないでいてくれてありがとう。 こんな私だけど、これからよろしくお願いします」
そう私が言った途端、優斗くんは私を強く抱きしめた。
「詩織、もう何があっても離れない。 ずっとずっと愛してる」
---サッカー部のイケメン二人の間で揺れて 完---