サッカー部のイケメン二人の間で揺れて

それから私たちは色々な話をして2時間を過ごした。

ラストオーダーを注文してから、恭介は言い難そうに切り出した。


「先輩は、優斗先輩のこと、その、まだ想っているの?」


優斗くんの名前が出てきてドキッとした。

やっぱりサッカー部の中では私と優斗くんの話題は出るんだろうな。

私はもう優斗くんのことは何とも思っていない。

それを恭介に伝えたところで、信じるのか分からない。
< 46 / 347 >

この作品をシェア

pagetop