余命宣告された元姫は復讐を決意する~花言葉は口ほどにモノをいう~


「元々、僕たちを嵌めようとしたのはそっちでしょ…っ」

晶は顔を伏せたまま両手を握りしめている。


「他の生徒はどうした」

「まさか、お前らだけじゃないよなぁ?」

「ま、その方が楽でいいがな」


「ふん、誰が俺達だけだって言ったよ?俺たちはお前らを潰す。

じゃなきゃ、あいつに面目が立たねぇからな」

零斗は好戦的な笑みを浮かべ、前に進み出る。


「最終決戦の始まりだ」

零斗の言葉と同時に、戦闘が始まった。
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