余命宣告された元姫は復讐を決意する~花言葉は口ほどにモノをいう~


「はぁ…、お前らもnightを舐めすぎだよ。逃げ道なんか用意してるわけないだろ?」

「…?」

(私も舐められたものだ)

「そんなことより、お前は逃げなくていいのか?」

ニキはずっと突っ立ったままだ。


「俺は…、もういいんだ」

「そう。さぁて、邪魔者は消えたことだし、そろそろ種明かしをしよう」

「まだ何かあるのか?」

「むしろここからが本番だ」
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