余命宣告された元姫は復讐を決意する~花言葉は口ほどにモノをいう~


葉月の姉は教室に入って来るなり、泣きそうな顔で葉月に抱き着く。


「大丈夫か?」

「雷くん…」

雷も心配そうに葉月の顔を覗き込む。



「心配したぞ」

葉月の頭を撫で、心の底から安心したように笑う。
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