余命宣告された元姫は復讐を決意する~花言葉は口ほどにモノをいう~


でも、分からないからこそ、分かろうとすることが大切で、

その努力を積み重ねて、少しずつ正しさとは何なのかを学んでいく。

「正義か…。確かに、ぴったりだな。

俺らにも、いつかそう名乗れる時がくるのかな」

「どうだろうね…。これからの、みんな次第、じゃないかな」

「だな。ちゃんと、軌道修正する。正しい道に」


みんなの顔は、あの頃よりもずっと晴れやかだ。
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