余命宣告された元姫は復讐を決意する~花言葉は口ほどにモノをいう~


校舎裏のベンチに辿り着いて座り込むと、体から力が抜けていく。

「ふぅ…」

体が重い。

食欲もないし。

昼は抜いて、横になって休んどこう。

ベンチに寝そべり、目を閉じると、すぐに眠気がやってきた。


そこで今でも昨日の事のように思い出せる、あの最悪な日の夢を見たーー
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