余命宣告された元姫は復讐を決意する~花言葉は口ほどにモノをいう~


ご飯を食べ終わると、お姉ちゃんと共に私の部屋に行く。

「綺麗にしてるのね」

「まぁ…。それで話って?」

私はベッドに、お姉ちゃんは床に座って向かい合う。

「葉月、今も零斗くんと付き合ってるの?」

「うん」

「そう…。ねぇ、葉月をいじめていたっていう元姫の紗夜さん…、だったかな。

どうしてるか知ってる?」
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