余命宣告された元姫は復讐を決意する~花言葉は口ほどにモノをいう~
これはnight、紗夜がやったわけではなく、学校の誰かが面白おかしく書いたに過ぎない。
葉月は携帯を持つ手が怒りで震えていた。
「どうして私がここまで言われなきゃいけなのよ…っ」
確かに私は紗夜を追い出したけど、みんなだって紗夜がいなくなってよかったって言ってたじゃない。
私に感謝してたのに。
まるで私だけが悪いみたいに。
こうなったら私はもう堕ちていくしかないけど、だったらみんなも道連れにする。