余命宣告された元姫は復讐を決意する~花言葉は口ほどにモノをいう~


これはnight、紗夜がやったわけではなく、学校の誰かが面白おかしく書いたに過ぎない。


葉月は携帯を持つ手が怒りで震えていた。

「どうして私がここまで言われなきゃいけなのよ…っ」

確かに私は紗夜を追い出したけど、みんなだって紗夜がいなくなってよかったって言ってたじゃない。

私に感謝してたのに。


まるで私だけが悪いみたいに。

こうなったら私はもう堕ちていくしかないけど、だったらみんなも道連れにする。
< 84 / 220 >

この作品をシェア

pagetop