【完】嘘から始まる初恋ウェディング

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「はぁ~…それにしても今日のご飯も美味しかったなあ~…」

ここに住んで三週間目。 相変わらずルナの母親の飯は旨い。

窓際で煙草を吸いながらそんな事を考えていたら、気が付けばそんなに時間が流れていたのを感じる。

本当に色々な事があった。 つーかやっちまったし。依頼主の娘を守るつもりが手を出すとは…こんなのバレたらうちのような弱小警備会社はあの鬼社長に潰されてしまうのではないだろうか。

そんな事になったら親父に勘当されて、まあ…それはいいか。

「つーか、ルナを抱きたい…」

あの日の事が何度も頭を巡る。 
思っていた以上に、ハマってしまいそうなのは俺の方か。

大体あいつは可愛すぎる。可愛いし、純粋で清純なのにエロイし、声も可愛いし、性格も可愛い。 

顔が可愛すぎるのは始めから知っていたが、中身もあれだけ可愛く一途だと…こっちがおかしくなりそうだ。

もう一度抱きたい。 そんな事を考えてしまうなんて…。

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