シンデレラは、ここにいます。〜オレの推しの推し〜

「憂、ごめん…
憂はオレのファンて言ったけど…

オレ、憂のこと、まだ諦めてなかった

フラれてからも、ずっと好きだった」



ドキドキ…

ドキドキ…

ドキドキ…



胸の音が邪魔する



恥ずかしくて

憂をまともに見れない



「うん…それで…なに?」



言ってもいいのかな…

またフラれる?



でも言わなきゃ伝わらない



「憂…

オレの好きは…
憂の好きと違って…

本気だから…」



ドキドキ…

ドキドキ…



「だから…?」



抱きしめてた憂が顔を上げた



ドキン…



「だから…憂…」



ドキドキ…

ドキドキ…



「憂、好き…
オレ、憂が好きなんだ…

オレの好きは…

オレの彼女になってください」



言った



ドキドキ…

ドキドキ…



止めれなかった

止まらなかった



オレの気持ち



でも

本当だから





心臓壊れそう



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