好きになればなるほど好きになる♡
「やっと着いたー!」
バスから降りてすぐに大きく背伸びをする類
あれだけたくさんの人がいたバスの中で
私達、超密着してたもんね……
絶対恥ずかしかったよね……
「……さ、さっきはありがとう♡
類のおかげで、周りの女の子達怖くなかった!」
「ブレーキかかったら危ないから
俺はただ、美羽の事守っただけなんだけど」
「ううん、私が女の子達と目合わせないように
私の事隠してくれたんだよね?」
目を丸くする類
「……バレてた?」
類は頭をかきながら苦笑いをした
「これだけ長くいたら
類の考えてる事ぐらい分かるもん♡」
「……真似すんなよ//」
「真似とかじゃなくて、本当の事だから!」