好きになればなるほど好きになる♡
それから私は類の顔を見る度
恥ずかしさが込み上げてきて
類の事を避けるようになっていた
学校へ行く時も
類が迎えに来る前に家を出て
学校で会っても目も合わせない
RINEも電話も無視
そんな私達を見て──
「美羽ちゃん、教えてほしい所あるんだけど♪」
類との関係を知ってから
あまり話しかけてこなかった健吾くんが
すごく久しぶりに話しかけてきた
「……そ、そういえばもうそろそろテストだね」
類の事ばっかり考えてて
テストの事なんか、完全に忘れてた!!汗
「で、でも、私なんかでいいの?ᴡ」
「全然OK!むしろ美羽ちゃんがいい♡」