好きになればなるほど好きになる♡
「類悪いんだけど……
私ね、夜に友達とご飯食べに行く予定入ったの」
へ……?
類のお母さん、まさかのお出かけ??
「だから夜ご飯
家にある物で作るか、それとも食べに行くか
急で悪いんだけど、そうしてくれない?」
申し訳なさそうに、顔の前で手を合わせて言う類のお母さん
「母さんさっきそんな事一言も言ってなかったじゃん!?」
「類から連絡あった後に決まったのよ〜
……美羽ちゃんも、急でごめんね?」
「わ、私は全然大丈夫です!
あ、あの……気遣わせてしまってごめんなさい!」
「……美羽、ほんとにいいの?」
納得がいかないと言わんばかりの顔で
眉間にシワを寄せて私の方を見る類