好きになればなるほど好きになる♡





私のバカ……



洗面所に閉じこもって
出てきたと思ったら、着替えないで出てきて……




……絶対、変に思われたよね?汗






背後から感じる類の視線――




何て言ってごまかそうか
頭をフル回転させて考える私







「……てか、美羽部屋着持ってきてないんじゃん?
 ごめん、今俺の持ってくるから待ってて?」


先に口を開いたのは、私じゃなくて類だった




部屋着……?



そうだ……


私、部屋着一着も持ってきてないんだった!




「あ、うん!そうなの!!
 だから今、類に借りにいこうかな〜って
 思ってた所だったの!」




少し無理がある私の言い訳に
類は首を傾げて、部屋着を取りに部屋に行った








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