好きになればなるほど好きになる♡
一応私、【類の彼女】なんですけど!!?/////汗
──ガチャ
「お待たせ〜♪」
何も知らない舞香がトイレから戻ってきた
「どした?美羽あんた、顔真っ赤だけど??」
私の顔を心配そうに覗き込んでくる舞香
「なっ、何もないよ!!……そ、それより
もう時間だし、行こう!?」
私はそう言って
何か言いたそうな顔でいる舞香の腕を引っ張って
早足でカラオケルームを出た
「ちょ、ちょっと美羽!?
……ブレザーと鞄!忘れてる!!」
舞香はそう言って
私に引っ張られていない方の手で
私のカーディガンの裾を強く引っ張った
「……あ!ご、ごめん……」
舞香は呆れた顔で「もう!」と言いながら
ブレザーと鞄を取りに私達がいたカラオケルームに戻っていった