好きになればなるほど好きになる♡
顔真っ赤なのに、何もないって
どう考えても無理あるよね……
いきなりあんな事されると
嫌でも思い出しちゃって
違う意味で、健吾くんの事
変に意識しちゃうじゃん〜(´> _ <`)!!!汗
会計を済ませた私達はカラオケ店を出て
学校からとは違う、いつもと違う帰り道を
いつものように他愛もない会話をしながら帰った
道中ずっと健吾くんは
何事もなかったかのように
いつもと変わらない感じでいた
その日の夜──
寝る前のストレッチをし終えた私は
外の空気を吸うのに、窓を開けて窓から顔を出した
類、まだ起きてるんだ……
類の部屋の電気がついているのが見えて
外の空気を吸うのも忘れてぼーっとする私
……だめだめ!
キモいよね、いつも確認してるみたいな感じ!
私はそう自分に言い聞かせて
窓を閉めて、ゆっくりとカーテンを閉めた