好きになればなるほど好きになる♡
私、何言ってるんだろ……
泣いてる顔、見られたし……
もう……最悪……
私は
嫉妬と二人の邪魔をしてしまった申し訳なさで
こんな自分が惨めに感じて
一秒でも早くこの場から逃げようと席を立った──
「美羽!!」
類が私の腕を引っ張る
「何!?彼女さん待ってる──……」
……っ!!!!?
柔らかい……感触……
離れたと思ったら
顔のすぐ近くで感じる……温かい吐息……
「……ごめん、つい……」
類が、私にキス!!!!?
しかも私、ファーストキスなんですけど!!///
「……なんで?……彼女……いるじゃん」
また、私の目から涙が溢れだした
「美羽、ちゃんと聞いて?」
類は真剣な目で私を見る──
「美羽に避けられてから先輩に告られて……──」